2023/01/29
外壁塗装に使える塗料には、水性塗料と油性塗料があります。
それぞれの塗料には、それぞれの長所や短所があり、適切な使い分けが大切です。
ご自身の理想的な外壁を実現するためにも、是非この記事をご一読ください。
今回は、外壁における水性塗料と油性塗料の違いと使い分け方について紹介します。
□外壁塗装に使う水性塗料と油性塗料の違いとは
まずは、耐久性の違いについて紹介します。
結論から申しあげますと、油性塗料の耐久性の方が、水性塗料よりも優れていることが多いです。
ただ、塗料の種類によって油性塗料と同じくらい耐久性が高い水性塗料も販売されているため、「絶対に油性塗料の方が耐久性が高い」というわけでありませんので、注意が必要です。
次に、価格の違いについて紹介します。
油性塗料の方が、水性塗料よりも価格が高いことが多いです。
それは、油性塗料を希釈するためにシンナーを使用しなければならない一方で、水性塗料を薄める際は水で十分だからです。
また、価格の違いについても塗料の種類によっては、水性塗料の方が高価である場合もあるため、注意が必要です。
最後に、ニオイの違いについて紹介します。
油性塗料の方が、水性塗料よりもニオイが強い場合が多いです。
それは、上記でも申しあげたように、油性塗料にはシンナーが含まれている一方で、水性塗料にはシンナーが含まれていないからです。
つまり、ニオイの違いは「シンナーが含まれているか否か」の違いに起因します。
□水性塗料と油性塗料の使い分け方について
*このような場合は水性塗料がおすすめ
・小さいお子様やペットなど、ニオイに敏感な人がいる
・ご近所にシンナー臭で迷惑をかけてしまわないか不安
・目や喉が敏感な人がご家庭にいる
やはり水性塗料の大きな特徴は、「ニオイの少なさ」でしょう。
シンナーのニオイが苦手な方にとっては、水性塗料は非常におすすめです。
*このような場合は油性塗料がおすすめ
・耐久性を特に高めておきたい
・気候や気温の状況によって塗料が乾きにくい
油性塗料の耐久性の高さは非常に魅力的です。
そのため、劣化症状が著しく見られる場合や「ここだけは念入りに耐久性を高めておきたい」と思われる箇所に関しては、油性塗料が適切でしょう。
□まとめ
今回は、外壁塗装における水性塗料と油性塗料の違いと使い分け方について紹介しました。
それぞれの塗料に一長一短があるため、用途に合わせて使い分けることが大切です。
その際、適切な知識や状況判断が必要になるため、不明点があれば、お気軽に当社までご相談ください。