2023/02/05
屋根塗装を失敗しないためには、屋根塗装の工程を大まかに把握しておくことが大切です。
例えば、無駄な作業を工程に組まれてしまって、無駄に高いお金を払わなければならないこともあります。
そこで今回は、屋根塗装の工程と、トラブルを防ぐためにできることを紹介します。
□屋根塗装の工程について
最初に、足場を設置します。
足場には、工事の安全性を高めることや、塗料の飛散を防ぐ役割があるため、決して欠かすことができない作業です。
2番目に、屋根の高圧洗浄を行います。
高圧洗浄を通して、屋根に付着していたゴミや汚れをきれいに取り除きます。
屋根にゴミや汚れが残っている状態で塗装をしてしまうと、施工不良につながってしまいます。
3番目に下地調整(ケレン)を行います。
錆びや塗膜の浮きなどを除去します。
また、塗装表面に細かい傷を付けて塗料の足つき性も上げます。
4番目に、下塗りをします。
下塗りは、下地を整えて、中塗りと上塗り塗料の密着性を高めるために必要な作業です。
5番目に、中塗りと上塗りをします。
中塗りと上塗りをすることで、塗膜に厚みを持たせます。
厚い塗膜が、太陽光や風などの外的要因から、屋根を守ってくれます。
最後に、足場を解体して完了です。
足場の解体作業は騒音を発生させてしまうため、事前に足場解体は騒音がするものだという認識をしておくことで、驚くことはないでしょう。
□トラブルを防ぐためにしたいこと
1つ目は、工程通りに進んでいるか確認することです。
工程表を見せてもらえるか確認すると良いでしょう。
上記で紹介したような作業は、重要性が高く、欠かすことのできない作業です。
また、どれだけ効率化を図ったとしても、十分な時間を必ず確保しなければならない作業もあります。
例えば、塗装作業では十分に塗料が乾燥するまでの時間を確保しなければならないため、想定以上に工程が早く進みすぎている場合は、注意が必要です。
2つ目は、見積書を確認することです。
見積書を確認して、不明点があった場合は、その都度塗装会社に確認することが大切です。
トラブルを防ぐために分からないことは質問することが大切であるため、見積書を確認して不明点をなくすという作業は必ず行いましょう。
当社は、ドローンを使用して、屋根の状態を隅々まで確認して、写真付きで調査書を作成致します。
そのため、ご自身の目で屋根の状態を確認しながら、適切なメンテナンスを実施できます。
□まとめ
今回は、屋根塗装の工程について紹介しました。
また、トラブルを防ぐためにできることについても紹介しました。
トラブルを防ぐためには、やはり「工事の全体像をつかむこと」「不明点は質問すること」が大切です。