屋根塗装における下塗りの役割について紹介します!

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屋根塗装における「下塗り作業」を疎かにしてしまうと、早く塗装が剥がれてしまうことやムラができることにつながります。
では、具体的に下塗りが果たしている役割とは何なのでしょうか。
今回は、下塗りの役割に加えて、下塗りをしなかった場合に起きてしまう問題についてもご紹介します。

□屋根塗装における下塗りの役割について

下塗りとは、非常に重要度の高い作業ですが、具体的にどのような役割を有しているのかについてご紹介します。

1つ目の役割は、屋根と上塗り塗料を接着させることです。
実は、上塗り塗料を屋根に直接塗っても、すぐに剥がれてしまいます。
その理由は、上塗り塗料にはほとんど接着力がないからであり、その上塗り塗料の接着力を補っているのが下塗り塗料です。
下塗り塗料を使用することで、ほとんど接着力のない上塗り塗料もしっかりと屋根と密着してくれます。

2つ目は、上塗り塗料が屋根に吸い込まれることを防ぐことです。
屋根に多少の傷がある場合、上塗り塗料は屋根の荒れた部分に吸い込まれてしまいます。
また、屋根に吸い込まれた部分があると、塗装し終わった際に、全体的にムラができてしまいます。
その「吸い込み」を防ぐために、下塗りをすることで、上塗り塗料を塗る土台が整えられて、ムラのない屋根が完成します。

3つ目は、外観を美しくすることです。
下塗り塗料には、下地の色を隠す性能があり、その性能が発揮されることで、下地の色は見えず、上塗り塗料の色だけきれいに見えるようになります。

□屋根塗装における下塗りをしないとどうなるのか

上記でご紹介したような役割を有している下塗りをしないと、どうなってしまうのでしょうか。
そのような場合に考えられることを3つご紹介します。

1つ目は、外観が悪化することです。
下塗りをしないと、下地の色が見えてしまうことや、屋根の細かい傷に上塗り塗料が入ってしまって、塗装面が凸凹になってしまうことが考えられます。

2つ目は、塗装が剥がれやすくなることです。
屋根と上塗り塗料の接着剤としての役割を持っている下塗り塗料を使用しないと、当然ながら塗料が剥がれやすくなってしまいます。
塗装が剥がれてしまうと、また塗装する必要があるため、メンテナンスの回数を減らすという意味でも下塗り作業は重要です。

3つ目は、屋根にムラができてしまうことです。
屋根にある細かい傷に上塗り塗料が入り込むと、塗装面にムラができてしまいます。
そのため、下塗りをして、上塗り塗料を塗りやすくすることが大切です。

□まとめ

今回は、屋根塗装における下塗りの役割についてご紹介しました。
下塗りの役割として、上塗り塗料を外壁と密着させることや、ムラを出さないこと、外観を美しくすることが挙げられます。
下塗り作業を怠ると、ムラができることや、塗装の早期の剥がれにつながります。
メンテナンスの回数を減らすためにも、下塗り作業は行なっておくことが大切です。