2023/04/05
新築後10年以上経過すると外壁の汚れや色褪せ、部位によっては傷みも見られるようになります。
外壁塗装を怠ることで建物の寿命が縮んでしまい、結果的に住宅ローンを組んでメンテナンスを行うよりも費用がかさんでしまう場合があります。
□外壁塗装で使用できるローンについて
外壁塗装でローンを組む場合、銀行やクレジット会社が提供するフリーローンを利用することになるため、銀行系フリーローンと信販系フリーローンの特徴をそれぞれ解説します。
銀行系フリーローンは、金利の低さに特徴があります。
メリットとして銀行口座があれば最低1％の金利からお金を借りられますが、デメリットとして申し込み手続きがやや煩雑であり、審査に時間がかかることが挙げられます。
信販系フリーローンの特徴は、審査結果が早くわかることと、手続きはすべて業者に委託できることです。
メリットとしては審査結果がすぐにわかること、得点・キャンペーンが豊富なこと、手続きを委託できる塗装会社が多いこと、銀行の審査に落ちた人でも借りられる場合があることが挙げられます。
デメリットとしては、特に利用者の多い年度末には金利が比較的高めであることが挙げられるため、事前に把握しておきましょう。
□外壁塗装でローンを使用するメリットについて
何といってもローンを使うメリットは、手元に資金が残せることです。
お子様が生まれたタイミングや進学するタイミング、病気やケガなど、突然の出費に備えて手元に資金を残しておくと安心です。
次のメリットとしては、減税効果があることです。
外壁塗装でローンを組むことで、所得税や固定資産税などの税金を節約できます。
条件を満たして手続きさえすればサラリーマンや公務員でも利用可能な制度なので、ぜひご利用方法をチェックしてみてください。
最後は、早く工事することで結果的に工事費用が安くなることです。
よくある失敗として、お金がないからと必要なメンテナンスを怠った結果外壁の劣化が進み、余分な補修費用が掛かってしまったという例があります。
雨漏りが発生して建物内部に深刻なダメージが発生してしまう可能性もあるため、ローンを利用して早めに外壁塗装を行うことで出費を抑えることが可能です。
□まとめ
外壁塗装の借用限度額で総工事費が賄えるか、返済期間が10年以上になっていないか、長期返済の場合団体信用保険に入れるのか、金利以外にも保証料や諸経費がかかることを確認しているかなど、外壁塗装でローンを利用するにあたる注意点は多くあります。
注意点を把握したうえで、ローンのメリットを最大限活用しましょう。