2023/08/22
窓枠からの雨漏りをしてしまったら、どう対処したら良いのでしょうか。
さらに、意外と原因を知らないこともありますよね。
そこで今回は、窓枠から雨漏りが起きる原因と、雨漏りした際の対処法についてご紹介します。
事前に情報を収集して、いざという時に備えましょう。
□窓枠から雨漏りが起きる原因
窓枠からの雨漏りは、何が原因で起きてしまうのでしょうか。
主な原因をいくつかご紹介します。
まず、コーキングの劣化・ひび割れです。
これは、窓枠からの雨漏りの原因として、1番多い事例です。
外壁とサッシの隙間を埋める役割をするコーキングですが、雨風や紫外線の影響によって劣化してしまいます。
劣化することでひび割れが発生したり、隙間ができたりして、雨漏りします。
次に、外壁のひび割れ・穴です。
外壁もまた、紫外線や雨風によって劣化していき、細かいひび割れや小さな穴ができます。
その隙間から、雨水が浸入します。
特に、窓枠の四隅の外壁が劣化しやすく、ひび割れが起こりやすいため、注意しましょう。
続いて、窓の上にある配管や換気扇、引き違いサッシの境目です。
台風や暴風により、雨が下から吹き付ける場合、窓の上に設置してある配管や換気扇から雨が入り込み、雨漏りします。
また、同じように暴風雨の際、サッシとサッシの間にある隙間から雨が吹き付けるため、注意が必要です。
最後に、防水処理のミスです。
一般的に、サッシや窓枠を設置する際に防水シート・フィルムを使い、防水処理を施します。
そのときの作業が雑だったり、不備があったりすると雨漏りに繋がります。
□窓枠から雨漏りが起きた際の対処方法
窓枠からの雨漏りが確認された場合、応急処置をし、すぐにしっかりと補修しなければなりません。
では、どんな対処法があるのでしょうか。
*コーキングの劣化による打ち直し
コーキングの劣化により、ひび割れや穴が空いている場合、コーキングの打ち直しをしなければなりません。
また、サッシ周り以外にも、換気扇や配管の周りにコーキングが施されている場合、同じようにコーキングの打ち直しが必要です。
*屋根材や外壁材の傷みによる下地処理・交換
屋根材や壁材に傷みがある場合、雨水の浸入を防ぐため、ひび割れの補修が必要です。
すでに雨漏りをしている場合は、ひび割れが下地材に及んでいる場合もあるため、下地の補修と交換をする必要があります。
また、屋根の場合は、屋根の塗装や葺き替えを検討してみるのも良いでしょう。
*サッシからの雨漏りでの窓の交換工事
引き違い窓を使っている家では、サッシからの雨漏りを窓の交換工事によって解決する場合があります。
長年引き違い窓を利用していると、歪みが生じ、隙間が大きくなります。
そうすると、雨水が入り込みやすくなるため、新しい窓をつけたり、別の種類の窓をつけたりすることで解決してみましょう。
□まとめ
今回は、窓枠から雨漏りが起きる原因と、雨漏りした際の対処法についてご紹介しました。
窓枠からの雨漏りでも、違う部分が原因で窓枠からの雨漏りが発生している場合が多くあります。
雨漏りは家の劣化に繋がってしまうため、見つけた際は、すぐに適切な対処をしましょう。