2023/09/10
雨漏りが発生する原因を突き止めたい。
雨漏りは屋根からだけでなく、外壁から発生することがあるのをご存知でしょうか。
これらの区別は難しいと思うので、外壁から雨漏りすることで起こる症状についてご紹介します。
そして、外壁から雨漏りが発生した時の修理方法についてもぜひ参考にしてください。
□雨漏りが外壁から発生する原因と症状について
雨漏りは屋根だけでなく、外壁から発生することがあります。
そこで、外壁から雨漏りする原因と症状について解説します。
*外壁から雨漏りする原因
外壁から雨漏りする主な原因は、サイディングのひび割れを埋めるためのシーリング材が劣化していることです。
劣化することで隙間ができてしまい、雨水が浸透してしまいます。
また、外壁に太さ3ミリメートル以上のひび(クラック)が生じると、雨水が浸入する可能性が高まります。
*外壁から雨漏りする症状
外壁からの雨漏りの症状は、一般に屋根からの雨漏りとは異なり、防水紙で食い止められるため、家の内部に水が浸透するまでには時間がかかります。
しかしながら、二次防水が突破されると、以下のような症状が現れます。
壁紙に雨水によるシミが現れたり、壁紙の内側が湿っぽくなりカビが発止することではがれたりすることがあります。
これらの症状が見られた場合、雨漏りがかなりひどくなっている可能性が高いことが多いです。
□外壁から雨漏りが発生した時の修理方法とは?
外壁の雨漏り原因と症状がわかったところで、実際の修理方法についてご紹介します。
1.シーリング材の充填・打ち替え
シーリング材の劣化が雨漏りの原因である場合は、シーリング材の充填や打ち替えが必要です。
外壁にひび割れが見られる場合は、それらの隙間に新しいシーリング材を充填することで、雨水の浸入経路をふさげます。
2.サイディングの張り替え
外壁材のひび割れや変形が深刻な場合は、シーリング材の充填だけでは修復が困難です。
このような場合は、外壁材の張り替えが必要となります。
3.外壁の重ね張り(カバー工法)
外壁材が経年劣化しており、複数の雨漏り箇所が確認された場合は、一部の外壁材の張り替えだけでは不十分です。
このような場合は、カバー工法という手法で修復します。
新しい外壁材を古い外壁の上に重ねて設置し、全体を覆うことで雨漏りを補修します。
□まとめ
雨漏りは早急に対処しないと、内部の構造や壁面に深刻な損傷を及ぼす恐れがあります。
そのため、外壁から雨漏りする症状が現れた際には、ご紹介した修理を迅速に進めることが必要です。
当社は外壁塗装に対応しており、アフターサービスもしっかりしておりますのでお気軽にご相談ください。